新年のご挨拶

みなさま、あけましておめでとうございます。令和3年を迎え、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

さて、昨年は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、私たちを取り巻く環境は一変しましたが、本当にみなさまに支えられながら何とか乗り切った2020年でした。

2021年の干支は「丑」ですが、「牛」というと、「Cow」のように牧場などにいる穏やかで優しいイメージや「Bull」のように闘牛のときの気性が荒いイメージなど両極端ですが、まずは「Bull」のイメージで、あらゆるコトやモノに突進していきたいと考えています。目の前にある壁や、前人未到の未来の世界にひるむことなく、獰猛に突っ込んでいく、突進していきたいと思います。一方で「Cow」のイメージで、困っている人に素直に手を差しのべ、ときには立ち止まり、つながりも大切にしていきたいと思います。

さて、NPO法人スマセレは、2016年3月の創立から数えて、この春で丸5周年となります。嬉しいことに、協力できる団体も多くなってきていますし、SDGsなど、設立当時には想像もしなかった変化がおきて、世界が大きくゲームチェンジしようとしています。

最終的には、社会課題が解決し、NPOというものが必要なくなることが最終ゴールだと考えています。自分たちの活動がなくなることが活動のゴールというと矛盾したような感じもしますが、これは、活動をどんどん縮小していくというわけではなく、逆に活動をどんどん拡大していき、ブラックホールのように世の中にいる様々な人、そして様々な課題を巻き込み、同じ土俵で、自分事として気付きを与えながら、ともに解決していく、そしてホワイトホールのように新しい世界ができたときに絶えず私たちの活動はこれからも必要なのかという観点から見直し、必要なくなれば組織としては解散して、個々のメンバーは、他のNPOなどが困っていることを助けてあげられるようになるというのが、私たちNPOの目指す姿ではないかなと思います。だからNPOは生き残れるように常に進化していくことが社会貢献をしていくための必要条件ではないかと考えています。また、無理して生き残らないことも社会貢献ではないかと思います。

世の中の変化は、日を追うごとにますます早くなっています。未来が見える者、変化を受け入れられる者、そして世の中を変えられる者だけが、生き残れるのだと思います。新型コロナウィルスでさえも、最近では変異種が発見され、世界中で話題になっています。誰もやらないことを、まずやってみる。失敗しても、またやりなおせばいい。とにかく動き続ける。そして、直接的でも間接的でも誰かを笑顔にすることができれば、それが最高だと考えています。そういう意味では、2021年も、これまで経験したことがないような年になればと思います。

コロナの収束は未だ見通しがたってませんが、できることをできる限り、コツコツとやっていくしかないと考えています。

最後になりますが、今後ともNPO法人スマセレの活動にご理解、ご協力をお願い申し上げますとともに、コロナが1日も早く収束し、この1年がみなさまにとって明るい1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

本年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

2021年1月1日

特定非営利活動法人スマセレ
会長理事  田中 喜陽