ビジョンとは、ミッション達成のために、組織が目指す将来の、ある時点の状態のこと、あるべき姿のことです。
多くの人を巻き込み、みんなで協力して取り組むきっかけを創造する組織
消費者市民社会の実現のためには、様々な人たちが力をあわせて取り組むことが必要です。ひとりひとりの消費者が社会に与える影響は少ないかもしれませんが、多くの消費者が力をあわせれば社会を変えるくらいの大きな力になるかもしれません。消費者だけでなく、消費するモノやサービスを提供している事業者が持続可能な社会を目指して事業活動を行うことも重要です。そのようなエシカルな事業者が消費者から公正に評価される社会の仕組みも必要で、そのためには行政や専門家の役割も重要です。このように消費者・事業者・行政が協力し、それぞれの立場で消費者市民社会の実現に取り組んでいくことが重要ですが、現状では連携が上手くいっているとは言い難いです。これらの三者を巻き込み、つなぎ合わせ、協力するきっかけを創造することができる組織になり、消費者市民社会の実現を目指します。
若者の教育・成長・活躍の場となる組織
消費者市民社会の実現には、社会の第一線で活躍し、社会をより良くしていく人材の養成が必要不可欠です。そのようなリーダーに求められることは、消費者市民社会に対する理解と取り組みはもちろんのこと、単なる基礎学力や専門知識だけではなく、主体的に課題を発見し解決する力や他者と協働する力であると考えます。
学生団体からはじまったスマセレだからこそ、学生主体の様々な取り組みを通して若者が「一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」、「疑問を持ち、考えぬく力」、「多様な人々とともに、目標に向けて協力する力」といった社会人基礎力を身に付け、そして社会に出て第一線でエシカルな消費者、エシカルな事業者、エシカルな行政として活躍することで、消費者市民社会の実現に寄与することを目指します。